食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04970960164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、新バイオテクノロジーの発展によるヒトの健康及び環境へのリスク評価に関する報告書を公表
資料日付 2018年7月11日
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概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は7月11日、新バイオテクノロジーの発展によるヒトの健康及び環境へのリスク評価に関する報告書を公表した。
 新バイオテクノロジーの迅速な発展によって、多くの新技術の応用が今後10年の間に期待されている。それに備えるためにRIVMはヒトの健康及び環境の現在のリスク評価が適切であるかどうか調査を実施した。約30の新しい応用技術に関して調査した。現在のリスク評価はこれらの技術のうち約半数に関しては適していると考えられる。一方他の半数に関しては、リスク評価方法はもはや適していない可能性がある。知識や情報が効果的にリスクを評価するために不十分である。
 本調査で、遺伝子組換え生物(GMO)のリスク評価方法が検討された。この方法は大部分の現在のバイオテクノロジーの応用技術に使用されていることから、遺伝物質が改変された生物体に使用された。しかし、一部の新しい応用技術は生物体を構成していない。近い将来、穀物の害虫を抑制するRNAスプレーのような例が考えられる。この様な応用技術に関して、現在のリスク評価方法は最適でない可能性がある。まだ開発の初期段階である一部の技術に関しては、現在の評価方法が利用可能かどうか不確実のままである。例えば、生化学ビルディングブロック(biochemical building blocks)や天然には存在しないDNAコードシステムを使用した直交系(Orthogonal system 訳注:合成生物学の一手法。導入したシステムが宿主内在性のシステムと相互作用しないように設計されたシステム)への応用が考えられる。
 現在のリスク評価の予期される障害に対処するために、現在の情報及び知識を収集し、知識の不足を埋め、他のリスク評価方法を参考にする必要がある。
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL https://www.rivm.nl/dsresource?objectid=9e42fb41-aa95-4987-865c-cc2dbb480069&type=org&disposition=inline
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