食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04970630450
タイトル Eurosurveillance:「2016年7月英国での全国的な腸管出血性大腸菌O157集団感染調査における食材ベース分析法の使用」
資料日付 2018年6月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 23
, Issue 26
, 28/Jun/2018)に掲載された論文「2016年7月英国での全国的な腸管出血性大腸菌O157集団感染調査における食材ベース分析法の使用(Use of an ingredient-based analysis to investigate a national outbreak of Escherichia coli O157
, United Kingdom
, July 2016)、著者Daniel Gardiner(Public Health England
, 英国)ら」の概要は以下のとおり。
1.英国公衆衛生庁(PHE)は2016年7月、志賀毒素産生性大腸菌O157 PT34の全国的な集団感染について警戒を促した。初期の調査では、家庭外で食べたサラダの1材料が感染源である可能性が高いとされた。数多くの症例が従業員食堂(現場A)又はガーデンカフェ(現場B)で食事をしたと報告している。両現場とも共通のサラダ製造業者が提供していた。調査はサラダ食材と発症の関係を「食材ベース分析法」を用いて行われた。
2.それぞれの現場で食べたメニュー品目について情報を得るためのオンラインのアンケートを用いて、後ろ向き症例対照研究が実施された。両方の現場のシェフが各メニュー品目に含まれる食材を特定するために質問を受けた。双方の現場のデータは、食材レベルでの関連性を測定する多変量解析のために一つにまとめられた。
3.アンケート回答者203人から24症例が特定された(13人が確定例、2人がほぼ確実例、9人が疑い例)。発症時期は2016年6月7日~25日であった。多変量解析法によって、ある共通の供給業者からのベビーミックスリーフサラダのみが感染媒体であるという強い科学的証拠が特定された(修正オッズ比=13.1;95%信頼区間:1.6-106.5)。
4.疾病に関連する具体的なサラダ食材を特定することが食材ベース分析法を用いることで可能になった。我々は食材ベース分析法を多く利用することを推奨する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL https://eurosurveillance.org/content/10.2807/1560-7917.ES.2018.23.26.1700627#abstract_content
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