食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04970530149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、化学物質混合物の遺伝毒性の評価に係るEFSAの科学委員会の声明書の意見公募を開始
資料日付 2018年6月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月26日、化学物質混合物の遺伝毒性の評価に係るEFSAの科学委員会の声明書案を公表し、2018年9月9日を期限とした意見公募を開始した。EFSAの科学委員会の声明書案の概要は以下のとおり。
 EFSAの科学委員会はこの声明書案の中で、化学物質混合物の遺伝毒性の評価に関連する特異な諸点について説明した。それは、複数の化学物質への混合ばく露のヒトと動物の健康、及び環境リスク評価のための調和化された手法に係るガイダンス文書でこの点について十分に検討することができなかったためである。
 EFSAの科学委員会は、まず初めに混合物をできるだけ化学的に特徴付けるべきであると強調している。化学的な特徴付けは他の毒性でも妥当であるが、とりわけ遺伝毒性で重要である。もし混合物が適切な投与経路を介したin vivoで遺伝毒性があると評価される一つ以上の物質を含有するならば、その混合物は遺伝毒性があると考えられる。
 もし完全に特徴付けられた混合物が遺伝毒性物質を含有していなければ、その混合物は遺伝毒性に関して懸念はない。
 もし混合物が化学的に特徴付けられない物質を少量含有しているならば、まず初めに特定されていない少量の物質の実験的試験を検討すべきである。もしそれができそうにない場合は、混合物全体の試験を試みるべきである。
 もし混合物全体の、あるいは少量の物質の適したin vitro試験が明らかに陰性結果を示すならば、その混合物は遺伝毒性がないと考えるべきである。もしin vitro試験が一つ以上の陽性結果を示すならば、in vivoのフォローアップ試験を検討すべきである。in vivoのフォローアップ試験で陰性結果の場合、遺伝毒性に関して懸念はないという結論を出す前に、in vivo試験の制約の可能性を不確実性分析で重み付けすべきである。in vivoのフォローアップ試験で陽性結果の場合、その混合物は遺伝毒性について懸念があると結論付けることができる。
 この声明書案は以下のURLのStatement Genotoxicity Assessment Chemical Mixturesから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/180626
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/180626
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