食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04950650149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)による紅茶と注意力の改善に係る健康強調表示の評価意見書を公表
資料日付 2018年5月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月24日、規則(EC) No 1924/2006第13条第5項に従って、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)による紅茶と注意力の改善に係る健康強調表示の評価意見書(2018年4月17日承認、17ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5266)を公表した。概要は以下のとおり。
 アイルランド当局を通して、規則(EC) No 1924/2006第13条第5項に従ってユニリーバ㈱から提出された、健康強調表示の承認を求める申請書に続き、EFSAの「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、紅茶と注意力の改善に関する健康強調表示の科学的実証に係る意見書を提出するよう要請された。健康強調表示に分類される申請の範囲が、新たに明らかになった科学的エビデンスに基づき提案された。健康強調表示の対象として申請者が提案した食品は紅茶である。
 NDAパネルは、健康強調表示の対象である紅茶の内容物、カフェイン及びL-テアニンにより特徴付けられた紅茶は健康強調表示の効果に関連して十分に特徴付けられていると見なしている。申請者により提案されている強調効果は、「注意力を改善する」である。NDAパネルは、注意力の改善とは、有益な生理学上の効果であると見なしている。申請者は、強調される効果は、カフェイン及びL-テアニンの二つの物質の協調作用であり、両物質は紅茶の中に含まれれていると提案した。申請者により提出された3例のヒトの介入試験において観察された注意力に対する紅茶の効果は、そのカフェイン成分により説明できると考えている。
 NDAパネルは、紅茶の消費と注意力の改善との間には因果関係があることが立証されていると結論づけた。NDAパネルは、紅茶の注意力への効果は含まれるカフェインによると説明できると見なしている。次の表現が、科学的エビデンスを反映している:「カフェイン成分により、紅茶は注意力を改善する」。
 強調されている効果を得るためには、総量で最低75mgのカフェインを供給する2、3杯の紅茶を90分以内に消費するべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5266
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