食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04910270477 |
| タイトル | カナダ公衆衛生庁(PHAC)、パン粉をまぶした生鶏肉の冷凍製品を含む家きん肉が原因と見られるサルモネラ集団感染に関する調査について最新の情報提供 |
| 資料日付 | 2018年3月28日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | カナダ公衆衛生庁(PHAC)は3月28日、パン粉をまぶした生鶏肉の冷凍製品を含む家きん肉が原因と見られるサルモネラ集団感染に関する調査について最新の情報提供を行った。概要は以下のとおり。 1．同庁は、州の公衆衛生当局、カナダ食品検査庁(CFIA)及びカナダ保健省(Health Canada)と協働で、4州で発生したパン粉をまぶした生鶏肉を含む冷凍家きん肉製品が原因と見られるサルモネラ・エンテリティディス(Salmonella Enteritidis)集団感染症に関して調査を行っている。調査の進捗に従い、最新の情報提供が定期的に行われる。この調査に関する情報提供は、3月15日初出である。 当該調査の一環として、CFIAは食品リコールを通知した。リコール製品は、Harvest Creek Chicken Nuggets：Uncooked Breaded Chicken Cutlettes（賞味期限：2018年10月11日、UPCコード：8 29810 93350 2)である。 問題の製品は、ニューブランズウィック州、ノバスコシア州、ニューファンドランド・ラブラドール州、オンタリオ州及びケベック州で流通しており、他の州又は準州でも流通している可能性がある。当該製品はこの調査との関連性が考えられることから、同庁はカナダ国民に対し、リコール対象製品を摂取しないよう助言する。小売業者及びレストランに対しては、リコール対象製品を提供しないよう助言している。 カナダ国民に対するリスクは低い。 2．3月28日現在、アルバータ州など4州で30人のS. Enteritidis感染患者が報告されている。内訳は、アルバータ州2人、オンタリオ州17人、ケベック州7人及びニューブランズウィック州4人である。4人が入院している。 患者は2017年5月～2018年2月に発病した。患者の年齢は1～73歳で、平均年齢は32歳である。患者の大半(57%)は男性である。 現時点での調査結果から、パン粉をまぶした生鶏肉の冷凍製品を含む家きん肉へのばく露が感染源として特定された。複数の患者が、発病前にHarvest Creek Chicken Nuggetsを摂取していた。同製品の検体(賞味期限：2018年10月11日)は、検査でS. Enteritidis陽性であった。陽性検体からは、今回の集団感染で報告された患者と同じ遺伝子フィンガープリントが検出された(全ゲノムシークエンス解析法による)。 調査は継続中であり、当該調査との関連性が考えられる更なる製品が特定される可能性がある。 パン粉をまぶした生の鶏肉の冷凍食品は、予め加熱調理したり揚げているように見えるかもしれないが、生の鶏肉が入っているので、他の生の鶏肉製品と同様に取り扱うべきである。 リコール情報は以下のURLから入手可能。 http://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/newsroom/food-recall-warnings/complete-listing/2018-03-28/eng/1522271810284/1522271812982 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源（公的機関） | カナダ公衆衛生庁（PHAC) |
| 情報源（報道） | カナダ公衆衛生庁（PHAC） |
| URL | https://www.canada.ca/en/public-health/services/public-health-notices/2018/outbreak-salmonella-infections-linked-poultry-including-frozen-raw-breaded-chicken-products.html |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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