食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04910130149
タイトル 欧州食品機関(EFSA)、レタス、サラダプラント、ほうれんそう及び同類の葉におけるフェンピラザミンの現行残留基準値(MRL)の変更を公表
資料日付 2018年4月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月3日、レタス、サラダプラント、ほうれんそう及び同類の葉における農薬有効成分フェンピラザミンの現行残留基準値(MRL)の変更を公表した(23ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5231、2018年3月12日承認)。概要は以下のとおり。
 申請者の住友化学アグロヨーロッパ株式会社は、欧州委員会(EC)規則No 396/2005第6条に従って、ラムズレタス、レタス、エスカロール、タンポポ、クレス、ランドクレス、ルッコラ、レッドマスタード、ほうれんそう、スベリヒユ、及びチャード/ビートの葉における農薬有効成分フェンピラザミンの現行の残留基準値(MRL)の変更のための申請を、フランス政府当局に提出した。
 申請を支持する提出データは、ラムズレタス/コーンサラダ、レタス、エスカロール/広葉エンダイブ(タンポポを含む)、クレス、ランドクレス、ローマンロケット/ルッコラ、レッドマスタード、ほうれんそう、スベリヒユ、及びチャード/ビートの葉に対するMRLの提案を導き出すのに十分であった。残留の定義によると、今回の申請で評価された作物におけるフェンピラザミンの残留を調べるための適切な分析法が利用可能である。それらの分析法によれば、作物における残留量を0.01mg/kg(定量限界LOQ)以上で測定可能である。
 リスク評価の結果に基づきEFSAは、報告されている使用実態によれば、ラムズレタス/コーンサラダ、レタス、クレス、ランドクレス、ローマンロケット/ルッコラ、レッドマスタード、ほうれんそう、スベリヒユ、及びチャード/ビートの葉へのフェンピラザミンの使用の結果生じる残留物を短期及び長期に摂取しても消費者に健康リスクをもたらす可能性は低いと結論付けている。
 短期的なばく露評価のための国際的に合意されている国際短期摂取量推定法(IESTI)によれば、農薬有効成分フェンピラザミンのエスカロールへの使用では急性参照用量(ARfD)の97.6%になりARfDを超えないが、安全マージンは少ない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/j.efsa.2018.5231
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