食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04890260104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、チキンサラダに関連した複数州におけるサルモネラ・ティフィムリウム集団感染症に関する情報を公表
資料日付 2018年2月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は2月22日、チキンサラダに関連した複数州におけるサルモネラ・ティフィムリウム集団感染症に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
1.CDCは、食料品店Farewayで販売されていたリコール対象のチキンサラダを摂取しないよう勧告する。廃棄或いは購入店に返品すること。
・Triple T Specialty Meats社は2月21日、2018年1月2日から2月7日までに製造された全てのチキンサラダをリコールした。
・リコール対象のチキンサラダは、2018年1月4日から2月9日まで、イリノイ州、アイオワ州、ミネソタ州、ネブラスカ州及びサウスダコタ州にある食料品店Farewayの総菜コーナーから、様々な重量の容器で販売された。
・当該チキンサラダの一部を喫食したり、提供されたりして、誰も病気になっていなくても、残りは廃棄すること。子供、ペット及び他の動物に食べられないよう袋を密封した上でゴミ箱に入れること。
・調理台、並びにリコール対象のチキンサラダが保管されていた冷蔵庫或いは冷凍庫の引き出し、棚を洗浄及び殺菌すること。
・Farewayからチキンサラダを購入した日付を覚えていない場合は、喫食しないこと。 廃棄するか、購入店に返品すること。
2.CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国農務省(USDA)の食品安全検査局(FSIS)が複数州におけるSalmonella Typhimurium株による集団感染症について調査している。
3.疫学及び検査の証拠から、Triple T Specialty Meats社によって製造され、食料品店Farewayで販売されたチキンサラダが、この複数州での集団感染源である可能性が高いことを示している。
4.S. Typhimurium 集団感染株に感染した65人が5つの州からの報告されている。発症日は2018年1月8日から2018年2月10日まで、年齢は11歳から89歳で、年齢中央値は57歳、42人が女性である。28人が入院、死亡者は報告されていない。
5.全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、20人の患者のうち19人の患者由来の分離株において予想された薬剤耐性は確認されなかった。1つの分離株には、サルモネラ症患者の治療に一般的には使用されない抗生物質テトラサイクリンに対する耐性遺伝子が含まれていた。
6.この調査は進行中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
 USDA、FSISの情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/newsroom/news-releases-statements-transcripts/news-release-archives-by-year/archive/2018/nr-02142018-07
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/typhimurium-02-18/index.html
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