食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04880020314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ドイツの出生コホートにおけるメチル水銀による疾病負荷に関する論文が公表された旨、情報提供 |
資料日付 | 2018年2月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月、ドイツの2014年出生コホートにおけるメチル水銀による疾病負荷に関する論文が公表された旨の情報提供を行った。概要は以下のとおり。 出生前のメチル水銀ばく露は、IQ低下と関連性があるとされている。これに関する疾病負荷を定量化するため、論文執筆チーム(訳注:BfRの研究者)はモンテカルロ・シミュレーションを用いて、魚を摂取する母親から出生した子どもにおける軽度~重度の精神遅滞の推定発症率を、経験的データを基に調べた。 疾病負荷の算出には、障害調整生存年(Disability-Adjusted Life Years:DALYs)が用いられた。DALYは、総人口における理想的な状態(障害や疾病がない状態での標準平均寿命)と実際の状態とのギャップを定量化するための指標で、死亡率及び罹患率(morbidity)を1つに統合したものである。1DALYは、失われた健康寿命の1年に相当する。 ドイツの2014年出生コホートにおけるメチル水銀誘発疾病負荷は、平均で14 ,186DALY(95%信頼区間(CI)12 ,915~15 ,440DALY、10万人あたり18DALY)と推定された。その大半は、死亡率ではなく罹患率に起因していた。 総疾病負荷のうち、98%が軽度の精神遅滞に起因しており、これは罹患率ということになる。それ以外の疾病負荷は重度の精神遅滞に起因しており、早期死亡率及び罹患率の割合は同じであった。 この論文「ドイツの2014年出生コホートにおけるメチル水銀による疾病負荷」(PLOS ONE、Julia Lacknerら、2018年1月11日公表)は以下のURLから入手可能。 http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0190409 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/en/disease_burden_of_methylmercury_in_the_german_birth_cohort_2014-203689.html |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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