食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04870250149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料中で使用するイソブタンの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2018年1月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月12日、食品接触材料中で使用するイソブタンの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 イソブタンは、室温又はそれ以下の温度で、果実、野菜、肉、魚及びチーズといった包装される食品に使用する発泡スチロールの製造に最大で4.5%、発泡成形剤として使用することを意図している。当該物質は、欧州において食品添加物として(E 943b)、理事会規則(EC)No 1333/2008に従い、業務用の使用においてのみ植物油のパンスプレイ中の高圧ガスにのみ及び水性エマルジョン中において適量の使用が認可されている。食品添加物としての使用における当該物質の純度については、委員会規則(EU)No 231/2012に記載されている。
 当該物質は、室温において気体である。当該物質は、飽和炭化水素で、高レベルの純度が得られ、ポリスチレン製の材料及び製品を成形するために使用する製造条件下では他の物質と反応することは予想されない。当該物質のトレイからの20℃で10日間の移行に関するデータは、0.2mg/kg食品から0.4mg/kg食品の範囲であった。対象とする用途を考慮した推定ばく露量は、移行量データに基づくと極めて少ない。
 「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、遺伝毒性のアラート構造のないこと及び吸入でのmg/m3乗の数千倍での無影響濃度(no observed adverse effect concentration:NOAEC)であった反復ばく露による、極めて低い毒性により、発泡成形剤としての当該物質の使用は、予想される食品由来のばく露において、安全性の懸念を引き起こさないと見なした。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5116
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