食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04860410104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、生のスプラウトに関連した複数州におけるサルモネラ・モンテビデオ集団感染症に関する情報を公表
資料日付 2018年1月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月19日、生のスプラウトに関連した複数州におけるサルモネラ・モンテビデオ(Salmonella Montevideo)集団感染症に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 CDCは、イリノイ州とウィスコンシン州のJimmy John’sレストランで提供された生のスプラウトを喫食しないよう、消費者に勧告する。
 CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局の職員、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州におけるS. Montevideo集団感染症に関して調査している。
 2018年1月18日時点で、S. Montevideo株に感染した8人が3州から報告されている。入院患者及び死亡者の報告はない。発症日は2017年12月20日から2018年1月3日まで
,患者は8人全員女性、年齢は26~56歳、年齢中央値34歳であった。
 疫学のエビデンスは、Jimmy John’sレストランで提供された生のスプラウトが複数州の集団感染源となっている可能性が高いことを示している。この集団感染症の患者は、イリノイ州とウィスコンシン州のJimmy John’sレストランで提供されたサンドイッチに入った生のスプラウトを喫食したと報告している。
 スプラウトがどこに流通していたかを特定し、潜在的な汚染経路について詳細を調べるための遡及調査が進行中である。
 生及び軽く加熱したスプラウトは、食中毒及び集団感染の原因となることが知られている。
 子供、高齢者、妊娠中の女性、免疫機能の低下した人は、アルファルファ、クローバー、ダイコン、緑豆もやし等、あらゆる種類のスプラウトを生や軽い加熱で食べることは避けること。免疫機能の低下している人々には、がん治療を受けている人、HIV/エイズ患者、糖尿病患者、その他の集団が含まれる。
 もしあなたが食中毒になる可能性の高いこれらの集団に属するのであれば、調理従事者に依頼して、食事に生や軽く加熱したスプラウトを入れないようにすること。レストランやデリでサンドイッチやサラダを買う場合は、生のスプラウトが入っていないことを確認すること。また、スプラウトを食べる場合は、罹患リスク低減のために十分に加熱すること。スプラウトを十分に加熱することで、有害細菌は死滅する。
 この調査は進行中である。CDCは更なる情報が入手され次第、最新情報を公表する。
 FDAの情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.fda.gov/Food/RecallsOutbreaksEmergencies/Outbreaks/ucm593082.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/salmonella/montevideo-01-18/index.html
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