食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04860390104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、複数州で発生している腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を更新
資料日付 2018年1月10日
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分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月10日、複数州で発生している腸管出血性大腸菌O157:H7集団感染に関する情報を更新した。概要は以下のとおり。
 1月10日、カナダ公衆衛生庁(PHAC)は、ロメインレタスとの関連を確認した志賀毒素産生性大腸菌O157:H7(STEC O157:H7)集団感染は終息したとみられると報告している。
 米国では、CDC、複数州及び米国食品医薬品庁(FDA)が、15州において24人がSTEC O157:H7に感染した集団感染について引き続き調査を行っている。12月28日のCDCによる最初のメディア発表以降、この調査には7症例が追加となっている。 最後に報告された患者の発症日は、2017年12月12日である。
 米国での集団感染の感染源は、葉菜類のようであるが、当局者は発症者が摂取した葉菜類の種類を明確に特定していない。葉菜類は通常、保存期間が短く、最後の患者の発症が1か月前であるため、この集団感染に関連する汚染した葉菜類は既に販売されていない可能性がある。カナダではロメインレタスが感染源と確認しているが、ロメインレタスの供給源或いは汚染された場所は不明である。
 全ゲノムシークエンス法(WGS)では、米国の患者のSTEC O157:H7株が、カナダの患者のSTEC O157:H7株と遺伝的に近縁であることが示された。WGSデータだけでは関連を証明するには不十分である。保健当局は、患者からの聞き取り調査等、WGSでの関連を支持するための他のデータ源にも重きを置いている。この調査は進行中である。 CDCは、米国の感染症に関連した葉菜類の種類を特定しておらず、葉菜類の保存期間が短いことから、現時点で米国居住者が特定の食物を避けるようにとの助言はしていない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/media/releases/2018/s0110-update-ecoli.html
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