食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04820090149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのモノ-及びジグリセリン脂肪酸エステル(E 471)の再評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017(平成29)年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月10日、食品添加物としてのモノ-及びジグリセリン脂肪酸エステル(mono-and di-glycerides of fatty acids)(E 471)の再評価に関する科学的意見書(2017年9月26日採択、43ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.5045)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、食品添加物として使用した場合におけるモノ-及びジグリセリン脂肪酸エステル(E 471)の安全性を再評価する科学的意見を提示する。ANSパネルは、消化管中の脂肪分解酵素によりモノ-及びジグリセリン脂肪酸エステルが加水分解し、グリセロール(glycerol)及び脂肪酸(fatty acids)の遊離を引き起こす可能性が非常に高いと考えた。グリセロール(E 422)及び脂肪酸類(E 570)は再評価されており、いずれも食品添加物としての用途に関して安全性の懸念はないとANSパネルは結論づけた。
2. 不飽和脂肪酸が豊富なモノグリセリド及びジグリセリド(mono-and di-glycerides)を用いた毒性学的試験が、E 471の再評価のために検討された。短期毒性試験、亜慢性毒性試験、慢性毒性試験、生殖毒性試験及び発生毒性試験において有害影響のエビデンスは報告されなかった。発がん性、発がんイニシエーション/プロモーション作用のいずれも報告されなかった。利用可能な試験では、遺伝毒性に関するいかなる懸念も生じなかった。
3. 精度を高めた推定ばく露量は、E 471(訳注:の使用)が認可されている84の食品分類のうち31の食品分類に基づいたものであった。ANSパネルは、脂肪の推奨一日摂取量に対するE 471の寄与率が平均で僅か0.8~3.5%にすぎないことに留意した。
4. ANSパネルは、委員会規則(EU) No 257/2010に基づき再評価される特定の食品添加物のリスク評価に用いる概念枠組みにおい記述されている手法に基づき、また、上記のことを考慮に入れ、(1)モノ-及びジグリセリン脂肪酸エステル(E 471)について数値の許容一日摂取量(ADI)を設定する必要はない、(2)報告されている用途及び使用濃度においてモノ-及びジグリセリン脂肪酸エステル(E 471)に安全性の懸念はない、と結論づけた。ANSパネルは、E 471のEUにおける成分規格について幾つかの修正(訳注:有毒成分のヒ素(arsenic)、鉛(lead)、水銀(mercury)及びカドミウム(cadmium)の現行上限値の引下げ等)を勧告した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.5045/pdf