食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04800070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、再評価対象の食品添加物の安全性評価の一環として精度を高めたばく露量評価のために準拠する手法に関する声明書を公表
資料日付 2017年10月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月17日、再評価対象の食品添加物の安全性評価の一環としてばく露量について精度を高めた評価のために準拠する手法に関する声明書(2017年6月30日採択、9ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2017.5042)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
 この声明書は、既に認可されている食品添加物の再評価の枠組みにおいて、EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)が、ばく露量について精度を高めた評価を行うための準拠する手法を記述するものである。
 ばく露量の推定値は、様々なデータ源に由来する様々な種類のデータを組み合わせて得られる。即ち、食品添加物の濃度は、使用濃度についてEFSAに提供された情報及び/又は分析測定によって得た情報から得られる。近年においては、市場調査データの活用も行われている。
 また、本声明書は、より保守的に(訳注:より安全側に立って)規定されている最大濃度に基づくばく露量評価シナリオから、より精度を高めたばく露量評価シナリオまで、再評価対象の食品添加物のばく露量評価に用いる3つの異なるシナリオについても記述する。
 最後に、ばく露量評価に伴う不確実性分析に用いる手法について記述する。
2. 不確実性分析(本文p. 9、章節番号2.2.2.)
 食事経由ばく露量の評価における不確実性に関するEFSAの意見書(EFSA
, 2007)として提示されている手引書に基づき、検討された不確実性の複数因子は、表形式で各意見書においてまとめられる。不確実性の複数因子は、(訳注:推計に)用いた食品喫食データ及び濃度データ並びに意見書において示されるシナリオに関するものである。
 不確実性の段落では、(1)表形式の一覧表示で不確実性がまとめられ、(2)ばく露量の推定値が、真のばく露量を過小評価したものと考えられるか又は過大評価したものと考えられるかが示される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.5042/pdf
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