食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04770640149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏及び採卵用に飼養される鶏に使用するAvatec(登録商標)150G(ラサロシドAナトリウム)の安全性及び有効性に関する意見書を公表 |
| 資料日付 | 2017年8月18日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は8月18日、肉用鶏及び採卵用に飼養される鶏に使用するAvatec(登録商標)150G(ラサロシドAナトリウム)について、また、肉用鶏、採卵用に飼養される鶏、肉用七面鳥、採卵鳥を除くマイナー種の鳥類(キジ、ホロホロ鳥、ウズラ及ヤマウズラ)への使用に関する認可条件の変更について、安全性及び有効性に関する意見書(2017年5月16日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 意見書全文は後日公表される。 Avatec(登録商標)150Gは、抗コクシジウム飼料添加物で、イオノフォアの一つである有効成分ラサロシドAナトリウムを15%含む。許容試験では、ラサロシドAナトリウムを、ラサロシドの目標用量である125mg/kgを超える用量で飼料を介して経口投与した場合、肉養鶏に対して安全ではなかった。従って、提出された許容試験からは安全な用量は設定不可能である。 ラサロシドナトリウムをチアムリン及び一部の他の医薬成分と同時に投与することは避けるべきである。 実験では、耐性誘導及び/又は交差耐性は観察されなかった。 ラサロシドAナトリウムには毒素産生性も発がん性もない。新たにイヌでの心血管試験が行われ、急性無毒性量(NOAEL)1mg/kg体重/日が示された。当該NOAELは、ラットでの2年間毒性試験及びウサギでの発達試験で以前に示された最低NOAELである0.5mg/kg体重/日を上回ることから、この最低NOAEL(0.5mg/kg体重/日)は、ラサロシドナトリウムの許容一日摂取量(ADI)(0.005mg/kg体重/日)を設定するための適切な根拠であると結論付けられる。 Avatec(登録商標)150Gに含まれるラサロシドAナトリウムを提案されている最大用量125mg/kg完全配合飼料で使用することは、消費者に対しては安全である。最大残留基準値(MRL)遵守に関しては、3日間の休薬期間が必要である。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4857/full |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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