食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04770100149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えBacillus subtilis strain NZYM-AK株由来の食品用酵素プルラナーゼの安全性評価の科学的意見書を公表
資料日付 2017年8月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月18日、遺伝子組換えBacillus subtilis strain NZYM-AK株由来の食品用酵素プルラナーゼの安全性評価の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 当該意見書で検討した食品用酵素は、デンマークのNovozymes A/S社により製造された遺伝子組換えBacillus subtilis strain NZYM-AK株由来のプルラナーゼ(EC 3.2.1.41)である。
 食品用酵素プルラナーゼは、グルコースシロップの製造における、でん粉加工に使用することを意図している。でん粉加工の工程で、ろ過及び精製後、グルコースシロップ中の総有機固形物(TOS)量は無視できると見なさたので、摂食由来のばく露量は算出しなかった。
 食品用酵素についての遺伝毒性試験は、遺伝毒性の懸念が無いことを示した。げっ歯類において、90日間反復経口投与毒性試験を遺伝子組換え前の株で製造したプルラナーゼを使用し行い、全身の毒性に関して懸念が無いことを示した。アレルゲン性は、既知のアレルゲンのアミノ酸配列と比較することにより評価し、合致するものは見出されなかった。EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、アレルギー性反応の徴候は無いと見なした。
 CEFパネルは、微生物の起源、実施した遺伝子組換え、製造工程、毒性学的試験及びアレルギー性評価における知見並びに提供された組成及び生化学データに基づき、当該食品用酵素が、意図した使用条件下では安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4895
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