食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04770070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物として使用した場合におけるアナトー色素のビキシン及びノルビキシン(E 160b)へのばく露量に関する声明書を公表
資料日付 2017年8月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月10日、食品添加物として使用した場合におけるアナトー色素のビキシン(bixin)及びノルビキシン(norbixin)(E 160b)へのばく露量に関する声明書(2017年7月13日承認、17ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2.17.4966)を公表した。概要は以下のとおり。
1. EFSAは、技術的支援を求める要請を受けて、食品添加物としての用途に由来する食品着色料アナトー抽出物(annatto extracts)(E 160b)の色素であるビキシン及びノルビキシンへのばく露量評価を、新たに提案された用途及び使用濃度を考慮に入れて行った。
2. EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は2016年、食品添加物としてのアナトー抽出物(E 160b)の安全性に関する科学的意見書を採択した。同意見書において、ANSパネルは、ビキシンの許容一日摂取量(ADI)を6mg/kg体重/日及びノルビキシンのADIを0.3mg/kg体重/日と算定するに当たり、毒性学的データベースは十分であると結論づけた。アナトー(E 160b)(ビキシン及びノルビキシンを主成分とするアナトー抽出物)への食事経由ばく露量について、(1)規則(EC) No 1333/2008の附属書IIで定める最大使用基準値(MPLs)、(2)食品業界から提供された使用濃度、(3)使用拡大の申請者により提案されている使用濃度を考慮に入れ、推定した。ビキシンへの推定ばく露量は、全年齢層の人口集団にわたり、また、提案されている用途拡大を含めて精度を高めたばく露シナリオにおいて、ADIを下回った。ノルビキシンについては、用途拡大(訳注:16種類の食品分類の追加)した場合における一部の人口集団(訳注:乳児、幼児及び小児)の95パーセンタイル値においてADIの超過が見られた。
3. 今般の推定において、ビキシンへの食事経由ばく露量はADIを超えない。ノルビキシンへの食事経由ばく露量は、幼児及び小児の高摂取群(95パーセンタイル値)においてADIを超える。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2.17.4966/pdf
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