食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760650104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、2017年夏の米国におけるサイクロスポーラ症報告の増加に関して公表
資料日付 2017年8月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は8月7日、2017年夏の米国におけサイクロスポーラ症報告の増加に関して公表した。概要は以下のとおり。
 CDC、州及び地方保健局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、サイクロスポーラ症報告の増加に関する調査をしている。健康警告ネットワーク(HAN)勧告の目的は、症例報告の増加に関して公衆衛生局及び医療施設に通知し医療提供者にガイダンスを提供することである。この情報を、病院及び緊急治療室の医療提供者、プライマリーケア提供者、並びに細菌検査機関に広めて下さい。
 医療提供者は、長期に渡る又は再発寛解の下痢性疾患患者に対してサイクロスポーラ症の診断を検討すべきである。ほとんどの米国検査機関では糞便の寄生虫検査をしていても、サイクロスポーラ症検査を通常実施していない。医療提供者は、卵及び寄生虫(O&P)検査、分子手法、又は胃腸病原菌パネル検査で依頼されても、特にサイクロスポーラ検査を指示する必要がある。サイクロスポーラ症は、全国届出疾病である。医療提供者は、公衆衛生当局に感染疑い及び確定症例を報告しなくてはならない。
 米国における前回の集団感染は、様々な種類の輸入生鮮食品(例えば、バジル、コリアンダー、メスクランレタス、ラズベリー及びサヤエンドウ)に関連していた。今まで、冷凍又は缶詰の商業製品が関与したことは無い。
 8月2日現在、米国において5月1日以降に発症した206症例のサイクロスポーラ感染がCDCに報告されている。これらの症例は27州(ほとんどの州から比較的少数)から報告された。18症例が入院したが、死亡の報告は無い。現時点では、特に関与媒体は特定されておらず、可能性のある(potential)感染源特定の調査は継続中である。各州のサイクロスポーラ症が互いに、そして/又は同一食品に関連しているかを言及するには時期尚早である。
 2017年の症例数(206人)は、2016年の同日までに報告された症例数よりも多い。2016年8月3日時点では、米国において5月1日以降に発症した人々において88人のサイクロスポーラ感染が報告されている。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://emergency.cdc.gov/han/han00405.asp
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。