食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04760460104
タイトル Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR):「トリュフオイルに関連したSalmonella Enteritidis集団感染の調査‐ワシントンD.C.、2015年」
資料日付 2017年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(Weekly/March 17
, 2017/66(10):278-281)に掲載された論文「トリュフオイルに関連したサルモネラ・エンテリティディス集団感染症の調査‐ワシントンD.C.、2015年 (Investigation of Salmonella Enteritidis Outbreak Associated with Truffle Oil ‐ District of Columbia
, 2015)、著者S. J. Kuramoto-Crawford(CDC)ら」の概要は以下のとおり。
1.これまでに分かっている点
 Salmonella Enteritidisは、毎年推定100万症例の食中毒の原因となる一般的な食中毒菌である。S. Enteritidisは最も一般的な血清型で、しばしば家きん及び卵に起因する感染に関連している。
2.本報告で追加された点
 2015年7月~9月の間、ワシントンD.C.の単一のレストランで喫食後、合計159人の顧客が胃腸疾患を報告した。41人(40人のレストラン顧客及び1人の従業員)が、パルスフィールドゲル電気泳動(XbalパターンJEGX01.0008)に基づいて区別できないS. Enteritidis株に感染した。レストラン顧客データを使用した症例対照研究の結果は、新規の食品媒体であるトリュフオイルをこの集団感染においてS. Enteritidisのあり得る感染源として特定した。胃腸疾患を報告しなかった57%の顧客と比較して、約89%の患者がトリュフオイル含有の品目を喫食したと報告した(p<0.001)。
3.公衆衛生活動における影響
 公衆衛生職員及び消費者は、恐らくトリュフオイルがS. Enteritidis集団感染源であると示唆され、場合によってはこの病原体を宿すということ認識すべきである。S. Enteritidisのような一般的な食中毒菌に関連した集団感染の早期認識のためには、公衆、医療従事者、並びに地方及び連邦公衆衛生職員の適時な関与が特に重要である。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6610a4.htm?s_cid=mm6610a4_w
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