食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04750430149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全面飼料規制後に出生した牛海綿状脳症(BSE)症例に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2017年7月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月13日、全面飼料規制後に出生した牛海綿状脳症(BSE)症例に関する科学的意見書を公表した(45ページ、2017年6月7日採択)。 2001年1月1日の欧州連合(EU)全面飼料規制施行日以降に定型又は型不明のBSE症例が60頭出生している(BARB※-60症例)。欧州委員会(EC)はEFSAに対して、これらのBARB-60症例の可能性の最も高い感染源に関する科学的意見書の提供を要請した。これらの症例の原因としてBSE病因物質に汚染された原料の給餌は除外することができるか、そして、もしそうであれば、これらの症例は散発的な感染源であったと結論付けるのに十分な科学的証拠は存在するか。 これらのBARB-60症例を含めたBSE症例のいずれについても、個々の感染源を確認することはできない。従って、これらの動物のそれぞれの、病気の起源に関する不確実性は依然として高いままである。しかし、他の生物学的(物質的、環境的、遺伝的、医原的)に妥当な感染源と比較した場合、飼料由来ばく露の可能性が最も高い。このばく露では、明らかにこれらBARB-60症例の1例のみが例外である。しかしながら、動物がばく露したとみられる時期と病気の確定までの数年間の期間、汚染飼料回収の困難さ、調査時に農家から得られた文書化された客観的証拠の全体的な不足などから、これらの症例の実地調査を通して収集されたデータにはかなりの不確実性が存在する。 よって、BSE病因物質に汚染された原料の給餌は、BARB-60症例のいずれについても感染源から除外することはできない。また、BARB-60症例のいずれかの原因として飼料が寄与していると断言することもできない。 症例は、定義できる他の全ての可能性を排除する消去法によって散発性と分類される。BARB-60症例に関しては、いずれについても散発的な感染源であったと結論付けることはできない。 当該意見書は以下のURLから入手可能。 http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2017.4885/pdf ※BARB: Born after reinforced feed ban |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4885 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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