食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04750400104
タイトル Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR):「セイウチ肉の摂取に関連した2件の旋毛虫症集団感染‐アラスカ、2016~2017年」
資料日付 2017年7月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(Weekly/July7
, 2017/66(26):692-696)に掲載された論文「セイウチ肉の摂取に関連した2件の旋毛虫症集団感染‐アラスカ、2016~2017年(Two Outbreaks of Trichinellosis Linked to Consumption of Walrus、著者Yuri P. Springer(CDC))」の概要は以下のとおり。
1.これまでに分かっている点
 旋毛虫症は歴史的に、生鮮又は加熱不十分の豚肉製品の摂取に最も頻繁に関連した疾病である。しかしながら、米国においてほとんどの旋毛虫症例で、現在は豚以外の野生猟獣種が共に関与してきている。
2.本報告で追加された点
 2016年7月~2017年5月、生鮮又は加熱不十分のセイウチ肉の摂取に関連した2件(各々5症例)の旋毛虫症集団感染がアラスカで起こった。セイウチ肉は、1975年からアラスカにおいて全旋毛虫症例の半分に関与してきたが、州におけるセイウチ関連の旋毛虫症の頻度は、未知の理由で近年減少している。最近の2件の集団感染は、2002年以来初めてセイウチ肉の摂取に関連しており、1992年以来初めての複数症例集団感染であった。
3.公衆衛生活動における影響
 旋毛虫症の疑いのある患者を診断する時は、野生猟獣の摂取が検討されるべきである。関連する公衆衛生メッセージは、伝統的食品処理及び調理法に文化的に配慮のあるものでなければならない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6626a3.htm?s_cid=mm6626a3_w
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