食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04750380470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、2005~2015年の欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)におけるE型肝炎に関するサーベイランス報告書を公表
資料日付 2017年7月11日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は7月11日、2005~2015年の欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)におけるE型肝炎に関するサーベイランス報告書を公表した(34ページ)。
 E型肝炎ウイルス(HEV)は世界的に発生している急性ウイルス肝炎の主な原因の一つである。HEV遺伝型3(GT3)は高所得国で優勢となっている。感染は通常人獣共通感染で、汚染された豚肉や貝類製品の摂取に関連している。感染すると無症候か、あるいは急性の自己限定性肝炎となっているが、少数の症例、特に免疫抑制疾患又は肝臓の既往症がある人では慢性になることがある。発症する、あるいは合併症となるリスク要因は、男性、高齢、肝臓の既往症の人である。
 欧州でのHEV感染者数は現在はっきりとはわかっていない。それは、認知度、検査法、サーベイランス活動の広範な多様性、及び欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)加盟国の大部分を網羅する情報の欠如が原因である。しかしながら、HEVが高所得国では認識されずに広まっている病原体であるという証拠が新たに出現している。そしてHEV感染症の発生は着実に過去10年の間に増加している。
 本研究の目的は、現行の検査法、診断法及びEU/EEA加盟国のHEVサーベイランスを評価すること、並びに使える疫学データのベースライン評価を行うことである。本評価書は、EU/EEAでのHEVの発生、有病率及びリスク要因に関するECDCのより広範な研究を知らせるものである。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/HEV_Surveillance-report-2005-2015.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/hepatitis-e-eueea-2005-2015
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