食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04730420104 |
タイトル | Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR):「タマゴテングダケ(Amanita phalloides)中毒症‐カリフォルニア州北部、2016年12月」 |
資料日付 | 2017年6月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)のジャーナルMorbidity and Mortality Weekly Report(Weekly/June 2 , 2017/66(21):549-553)に掲載された論文「タマゴテングダケ(Amanita phalloides)中毒症‐カリフォルニア州北部、2016年12月(Amanita phalloides Mushroom Poisonings-Northern California , December 2016)、著者K.T.Vo(カリフォルニア大学、San Francisco、米国)ら」の概要は以下のとおり。 1.これまでに分かっている点 世界的にキノコに関連した死亡の大多数を占めるのは、タマゴテングダケの摂取である。これらの真菌類に見つかる主要な毒性アルカロイドであるアマトキシンは、たん白質合成を停止させて細胞損傷を引き起こす。欧州のほとんどにおいて認可された解毒剤候補である経静脈シリビニンは、米国において臨床試験により評価中である。 2.本報告で追加された点 カリフォルニア中毒管理システム(California Poison Control System(CPCS))は2016年12月、採取した野生キノコを摂取した人々の中からタマゴテングダケ中毒症を14症例同定した。この集団感染前の過去数年間、CPCSは1年にごく少数のキノコ中毒症例の報告を受けた。この集団感染における全ての患者は、脱水症及び肝毒性に至る中毒症の消化器系症状があった。患者3人が肝臓移植を受けた。一人(小児)に永続的な神経性機能障害があったが、患者は全員回復した。 3.公衆衛生活動における影響 野生採取のキノコは、摂取前に熟練した菌学者に判断してもらうべきである。経験の浅い採食者は、いかなる野生キノコも摂取しないことを強く推奨する。医療提供者は野生キノコ摂取後の毒性の可能性(potential)を認識し、摂取後にウイルス性胃腸炎のような消化器系症状が起こる可能性があり(can)ゆっくりと致命的な可能性のある(potentially)肝毒性に進行するということを承知していなければならない。更に、報告と患者の管理支援ために地元の中毒センターに連絡すべきである。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6621a1.htm?s_cid=mm6621a1_e |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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