食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04690530149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、規則(EC)No1829/2003に基づいて、食品及び飼料用途、輸入及び加工のために除草剤耐性遺伝子組換えワタMON88701を市販するためのMonsanto社からの申請(EFSA-GMO-NL-2013-114)に関する科に関する科学的意見書を公表
資料日付 2017年3月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月30日、規則(EC)No1829/2003に基づいて、食品及び飼料用途、輸入及び加工のために除草剤耐性遺伝子組換えワタMON88701を市販するためのMonsanto社からの申請(EFSA-GMO-NL-2013-114)に関する科学的意見書を公表した(20ページ、2017年3月2日採択)。概要は以下のとおり。
 ワタMON88701は、アグロバクテリウム ツメファシエンス(Agrobacterium tumefaciens)介在形質転換により、ジカンバに耐性をもたらすジカンバ モノオキシゲナーゼ(DMO)たん白質、並びにグルホシネートアンモニウムを主成分とする除草剤に耐性をもたらすホスフィノスリシン N-アセチルトランスフェラーゼ(PAT)たん白質を発現するように開発された。分子特性データ及びバイオインフォマティクス分析は、食品/飼料の安全性に関して更なる評価を要する問題を特定しなかった。試験された農学的及び表現型特徴は、ワタMON88701と既存の対応物(conventional counterpart)との間に関連する差異を明らかにしなかった。組成を全て検証した結果の報告は3つの部位だけであったので、EFSAのGMOパネルは、組成分析の評価を完了させる立場にない。更にMON88701 DMOたん白質に関するげっ歯類の28日間毒性試験が提供されなかったので、GMOパネルは、ワタMON88701におけるこのたん白質の安全性評価を完了させる立場にない。
 従って、GMOパネルはワタMON88701由来の食品/飼料の毒性学的、アレルゲン性及び栄養学的評価を完了できない。ワタMON88701に新たに発現したPATたん白質の毒性及びアレルゲン性の可能性(potential)に関する安全性評価は、懸念を生じなかった。ばく露の経路及び限定されたばく露レベルを考慮して、GMOパネルは生存可能な種子が環境に偶発的に放出された場合においてワタMON88701は安全性の懸念を生じないと結論付ける。市販後環境監視計画及び報告間隔は、ワタMON88701の意図される用途に即している。結論として、適切な比較評価及び適切なMON88701 DMOたん白質の評価が存在しない中、GMOパネルはワタMON88701の食品/飼料リスク評価を完了する立場にない。GMOパネルは、この申請の範囲の中でワタMON88701が環境に有害影響がありそうにない(unlikely)と結論付ける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4746
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