食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04680380477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州産の生及び加熱調理不十分なカキが関連するノロウイルス集団感染及び胃腸疾患に関する調査の最新情報を公表
資料日付 2017年3月29日
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概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は3月29日、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州産の生及び加熱調理不十分なカキが関連するノロウイルス集団感染及び胃腸疾患に関する調査の最新情報を公表した。概要は以下のとおり。
 PHACは、政府及び州の保健当局と協働で、BC州、アルバータ州及びオンタリオ州の生及び加熱調理不十分なカキが関連するノロウイルス感染集団食中毒に関して調査している。病因食品はBC州産のカキであると特定されたが、汚染源はまだ特定されていない。当該集団食中毒では、生及び加熱調理不十分のカキが関連する患者が引き続き報告されており、汚染カキがまだ販売されていることを示している(レストラン、魚介類市場及び食料品店など)。これらのカキの摂取が関連するノロウイルス感染リスク及び胃腸疾患リスクは継続すると考えられる。
 全ての患者について検査が行われたわけではないが、複数の患者に関する検査の結果、ノロウイルス感染が確認されている。未検査の患者についても、汚染されたカキの摂取によるノロウイルス感染症が原因であると示唆される。調査は継続中である。
 カナダ国民に対するリスクは低い。カキを中心部の温度が90℃になるまで少なくとも90秒加熱調理することにより、また、適切な手洗い及び食品安全慣行により疾病は回避可能である。
 3月27日時点で、カキの摂取が関連する胃腸疾患患者が、これら3州で合計321人報告されている(前回3月6日と比べ32人増)。州別内訳は、BC州223人(同22人増)、アルバータ州42人(同2人増)及びオンタリオ州56人(同8人増)である。死亡は報告されていない。患者は、2016年12月~2017年3月に発病した。発病した全ての患者がカキを摂取していた。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL http://www.phac-aspc.gc.ca/phn-asp/2017/outbreak-norovirus-eclosion-eng.php
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