食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04680310470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、緊急リスク評価書「欧州連合(EU)4か国における新たなサルモネラ属菌血清型感染症クラスター」を公表
資料日付 2017年3月20日
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概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月20日、緊急リスク評価書「欧州連合(EU)4か国における新たなサルモネラ属菌血清型感染症クラスター」を公表した(4ページ、2017年3月20日)。
 2016年3月以降、EU加盟国4か国で抗原構造式11:z41:enz15の新たなサルモネラ属菌血清型感染者が計40人報告されている。この血清型はこれまでに報告されたことはない。症例はギリシャ(N=22)、ドイツ(N=10)、チェコ共和国(N=5)及びルクセンブルク(N=3)から報告があった。パルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)及び全ゲノムシークエンス法(WGS)によって、サルモネラ分離株の遺伝的近縁性が確認され、感染源が共通であることが示唆された。最新の症例報告は本年2月以降となっている。
 2016年にギリシャで実施された疫学分析調査から、感染者とゴマを使用した1製品(タヒニ)の間に関連性が発見された。この仮定は、2016年10月にドイツで輸入されたゴマ種子から同一のサルモネラ属菌血清型が特定されたことで確証が得られた。ゴマ種子は賞味期限が長く、また最近新たな症例が報告されたことから、汚染バッチの製品が数か月間にわたり多くの加盟国のフードチェーンに流通していたものとみられる。
 この3か月間は新規症例の報告はほとんどないが、集団感染は依然として継続しているとみられる。
 当該リスク評価書は以下のURLから入手可能。
http://ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/20-mar-2017-RRA-cluster-new-Salmonella-serotypes-four-eu-member-states.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://ecdc.europa.eu/en/publications/_layouts/forms/Publication_DispForm.aspx?List=4f55ad51-4aed-4d32-b960-af70113dbb90&ID=1664
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