食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630840149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、Monsanto Europe S.A.社の遺伝子組換えトウモロコシ(maize)MON810の栽培に関する2014年年次市販後環境監視(post-market environmental monitoring (PMEM))報告に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年4月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月12日、Monsanto Europe S.A.社の遺伝子組換えトウモロコシ(maize)MON810の栽培に関する2014年年次市販後環境監視(post-market environmental monitoring (PMEM))報告に関する科学的意見書を公表した(26ページ、2016年3月9日採択)。概要は以下のとおり。
 欧州委員会(EC)の要請を受けて、EFSAのGMOパネルは、Monsanto Europe S.A.社が提供したトウモロコシMON810の2014年生育期年次PMEM報告を評価した。GMOパネルは、害虫抵抗性監視データが2014年生育期においてイベリア半島にある圃場のアワノメイガ(corn borer)個体群のCry1Abたん白質への感受性低下を示していないと結論付ける。しかしながら、以前のPMEM報告と比較して害虫抵抗性監視手法には依然として変化がなかったので、GMOパネルは害虫抵抗性管理計画の改良のため以前の勧告を再度繰り返すものである。
 GMOパネルは、生産性(product performance)に関する苦情を報告する農業従事者警告制度が実験室でのバイオアッセイから得た情報を補完し得ると考えるが、その有用性を評価できる状況にするべく、承認保持者(consent holder)に更なる情報の提供を奨励する。一般調査活動のデータは、ヒト及び動物の健康あるいは環境に関して、2014年のトウモロコシMON810の栽培から生じるいかなる予期せぬ悪影響も示していない。GMOパネルは、トウモロコシMON810に関する今後の年次PMEM報告書では、農業従事者へのアンケートの分析手法及び文献審査を改良するようにとの以前の勧告を強調する。GMOパネルは、農業従事者へのアンケートのサンプル抽出法を最適化するために承認保持者に全国登録に記録されている情報を最大限活用する方法を考えるよう奨励し、ハネカクシ(rove beetle)に対するトウモロコシMON810の悪影響の可能性(possible)に関連する科学的文献を審査及び議論し続けるよう要請する。同様にGMOパネルは、関係者に引き続き現存のネットワークを利用して環境監視のより広い意味での手法の枠組みを開発するよう奨励する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4446
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