食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630610305
タイトル 欧州連合(EU)、飼料用植物種子のリストにBiserrula pelecinus等22種を追加し、ハイブリッドライグラス種の名称を変更
資料日付 2016年12月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2016年12月2日、飼料用植物種子のリストにBiserrula pelecinus等22種を追加し、ハイブリッドライグラス(Lolium x boucheanum Kunth)種の名称を変更する委員会施行指令(EU) 2016/2109を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 理事会指令66/401/EECの第2条第1項A号のa(訳注:イネ科牧草類)に、ハイブリッドライグラスが(訳注:飼料用植物として)収載されている。国際種子検査協会(International Seed Testing Association: ISTA)は先般、ハイブリッドライグラスの植物名をネズミホソムギ(Lolium x hybridum Hausskn)と変更した。その結果として、指令66/401/EECにおける当該種の名称を変更することが適当である。
2. 委員会決定2009/109/ECは、指令66/401/EECに含まれていない特定の植物種を種子混合物として又は種子混合物の原材料として販売することが可能か否かを評価するための暫定試験の実施について規定している。そのような暫定試験で得られた経験により、Biserrula pelecinus、Lathyrus cicera、Medicago doliata、Medicago italica、Medicago littoralis、Medicago murex、Medicago polymorpha、Medicago rugosa、Medicago scutellata、Medicago truncatula、Ornithopus compressus、Ornithopus sativus、Plantago lanceolata、Trifolium fragiferum、Trifolium glanduliferum、Trifolium hirtum、Trifolium isthmocarpum、Trifolium michelianum、Trifolium squarrosum、Trifolium subterraneum、Trifolium vesiculosum及びVicia benghalensisの植物種が持続性、生産性及び生物多様性のある牧草類や飼料作物類についての解決策となる新しい飼料用植物種子混合物の確立に寄与することが示されている。このため、これらの植物種を指令66/401/EECの第2条第1項A号のb(訳注:マメ科牧草類)の対象となる植物種のリストに含めることが望ましい。
3. 上記の暫定試験で得られた技術的経験に基づき、これらの各植物種について、最小発芽率、最小分析純度、他の植物種の種子の最大含有率、重量及び指標試料中の他の植物種の種子の最大含有量に関する特定の要件を定めることが適当である。
4. 従って、指令66/401/EECを適宜改正することが望ましい。
 以上の経緯及び観点から、委員会施行指令(EU) 2016/2109に基づき、理事会指令66/401/EECを一部改正することになった。委員会施行指令(EU) 2016/2109は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32016L2109&from=EN
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