食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630530505
タイトル スイス連邦食品安全獣医局(BLV)、食品として一部の昆虫を認めることを発表
資料日付 2017年1月17日
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概要(記事)  スイス連邦食品安全獣医局(BLV)は1月17日、食品として一部の昆虫を認めることを発表した。
 欧州と異なり一部の地域で昆虫は食品と見なされている。スイスでは食品として昆虫を販売するためには承認が必要である。しかし5月1日からは3種の昆虫に関して承認される。
 5月1日から3種の昆虫(ミールワームの幼虫、イエコオロギ、イナゴ)の喫食が承認される。新食品に関する内務省の法令の見直しの結果、これらの昆虫が承認された。
 スイスの食品に関する法律では昆虫は食品として定義されていない。しかし食品という目的で昆虫を販売することは可能である。そのためには一時的な喫食を認めたBLVの承認を予め要求しなければいけない。食品及び日用品の法令によると、申請者がリスクなく昆虫を喫食できることを証明する資料を提出した場合、正規の販売が許可される。現在まで完全な資料は提出されたことがなく、販売許可が出されたことはない。
 スイスでは食品に関して、個人的な喫食に関して法的な規制がない。個人で喫食するために自分の庭で昆虫を飼育し採取することは禁止されていない。個人の庭で採取した昆虫を身近な人を自宅に招待し喫食させることも法的に禁止されておらず可能である。
 欧州では新食品及び新食品成分に関する欧州規則(EC)No.258/97が新食品としての昆虫の販売を規制している。昆虫の販売は承認されれば可能であるが、新食品として欧州によって認められている昆虫は存在しない。
地域 欧州
国・地方 スイス
情報源(公的機関) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
情報源(報道) スイス連邦食品安全獣医局(BLV)
URL https://www.blv.admin.ch/blv/fr/home/lebensmittel-und-ernaehrung/lebensmittelsicherheit/einzelne-lebensmittel/insekten.html
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