食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630520477
タイトル カナダ公衆衛生庁(PHAC)、ブリティッシュ・コロンビア州における腸疾患集団発生の管理指標に関する分析結果を公表
資料日付 2017年1月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ公衆衛生庁(PHAC)は1月5日付けカナダ感染症報告書(CCDR)Volume43-1にて、ブリティッシュ・コロンビア(BC)州疾病管理センター(BCCDC)による腸疾患集団発生管理指標(metrics)に関する分析結果(2005~2014年)を公表した。概要は以下のとおり。
1.背景
 腸疾患の集団発生においては、効果的な管理はタイムリーな介入にかかっている。集団発生の特定、調査及び管理に関する指標について定期的に情報収集を行うことは、介入に関して評価を行う及び介入を改善する一助となり、また、介入効果に関する更なる分析及びモデリングについての情報提供の一助となる。
2.目的
①BC州における腸疾患の集団発生から得られるデータを分析する
②集団発生指標を得る
③集団発生への介入影響評価における当該指標の使用に関して評価を行う
3.方法
 この記述的研究では、2005~2014年にBCCDCが関わった州及び国レベルの腸疾患集団発生57件に関する調査のデータを分析した。分析対象の集団発生指標は、調査開始までの日数、介入までの日数、介入措置数・種類、調査期間、集団発生の期間及び総患者数であった。
4.結果
 調査開始までの日数中央値は36日、調査期間中央値は39日、集団発生期間中央値は40日、介入までの期間中央値は10日であった。感染源の特定は、1つ以上の介入措置が取られたことと関連性があった(p<0.0001)。集団発生の期間は、調査開始までの日数及び介入までの日数と相関関係が見られた(それぞれ、rs=0.72、p<0.0001及びrs=0.51、p=0.025)。
5.結論
 集団発生指標の特定及び分析により、他の管轄区域との比較対照が可能なベンチマーク(複数)が設定される。このことは、継続的な品質向上の支柱となり、また、公衆衛生活動によるインパクトへの理解強化へと繋がる可能性がある。集団発生への介入に関するタイミング及び有効性について評価を行うに当たり、公衆衛生措置の日付情報は不可欠である。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
情報源(報道) カナダ公衆衛生庁(PHAC)
URL http://news.gc.ca/web/article-en.do?nid=1153189
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