食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04630300294
タイトル 世界保健機関(WHO)、香港及び中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染者情報を更新
資料日付 2017年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は1月17日、香港及び中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染者情報を更新した。概要は以下のとおり。
 香港衛生署から1月5日、感染確定症例の届出があった。患者は、基礎疾患のある62歳男性で、2016年12月15日、広東省増城市に旅行した。彼は2017年1月1日、広東省でインフルエンザ様症状を発症した。彼は1月2日、東莞市で入院し、1月3日、香港に戻り、1月4日、更なる治療のために入院した。彼の症状は悪化し、更なる対応のために集中治療室に移された。彼は1月6日、死亡した。彼の検体は1月5日、RT-PCRによりA(H7N9)陽性であった。患者は、家きん又は生鳥市場へのばく露が最近無かったと報告されている。接触者追跡が進行中である。
 中国国家衛生・計画出産委員会から1月9日、106人の追加感染確定症例の届出があった。発症は、2016年11月22日から12月29日であった。106人中36人が女性であった。年齢中央値は、54歳(23歳から91歳)であった。症例は、江蘇省(52人)、浙江省(21人)、安徽省(14人)、広東省(14人)、上海(2人)、福建省(2人)及び湖南省(1人)から報告されている。届出時点では、35人が死亡、57人が重症であった。80症例が、家きん又は生鳥市場へのばく露があったと報告されている。
 2つの小感染集団が報告された。
1.1つ目の小感染集団
(1)江蘇省蘇州の66歳男性は、2016年11月25日に発症、11月28日に入院し、12月12日に死亡した。彼は、生鳥市場へのばく露があった。
(2)江蘇省蘇州の39歳女性は、2016年12月8日に発症し、同日入院した。彼女は、66歳男性の娘で、報告時点では、重症の肺炎を患っていた。
 66歳男性と39歳女性の間でのヒトからヒトへの感染は、無視できない。
2.2つ目の小感染集団
(1)安徽省合肥の66歳男性は、2016年12月16日に発症、12月17日に入院し、12月20日に死亡した。彼は、生鳥市場へのばく露があった。
(2)安徽省合肥の62歳男性は、2016年12月22日に発症した。彼は、66歳男性と同じ病棟に入院していた。彼は、現在重症である。
 66歳男性と62歳男性の間でのヒトからヒトへの感染は、無視できない。
 2013年初頭から、合計916人の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染確定症例が報告されている。
 2016年12月の鳥インフルエンザA(H7N9)感染確定症例の増加を考慮して、中国政府は措置を強化した。
 WHOは、更なる共同体レベルでの蔓延の可能性は低いと分析している。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/17-january-2017-ah7n9-china/en/
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