食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04610920377
タイトル 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、健康、環境及び新興リスクに関する科学委員会の農業用灌漑向け及び帯水層へ再注入(recharge)するリユース水の欧州連合(EU)最低品質要件案に関する科学的意見書に対する修正済み要請(revised request)を公表
資料日付 2016年11月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は11月28日、SCHEER(Scientific Committee on Health
,Environmental and Emerging Risks、健康、環境及び新興リスクに関する科学委員会)の農業用灌漑向け及び帯水層へ再注入(recharge)するリユース水の欧州連合(EU)最低品質要件案に関する科学的意見書に対する修正済み要請(revised request)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州はその多くの地域で水不足と干ばつに直面している。水の再利用(water reuse)はこの問題に対処する一助となり得るが、EUでは未だその可能性は開かれていない。2015年、ECは新しい循環経済方策「循環経済に向けたEU行動計画-closing the loop」を示し、その中でEUレベルでの水の再利用を促進させる数々の方策を示していた。
 EC合同研究センター(JRC)は、2016年末までに最低品質要件を提案する技術報告書を公表することになる。これらの要件は健康及び環境への保護が高レベルで確実になされ、市民がリユース行為に信頼を寄せるようにしなければならない。それ故に、欧州食品安全機関(EFSA )とSCHEERに科学的助言が要請された。
 SCHEERは、JRC提案のリユース水の最低品質要件に関する科学的助言を要請されている。特に、SCHEERは委託事項として以下の事項についての意見を表明するように依頼を受けている。
・JRCが最低品質要件を策定するに当たって用いた方法は、農業用灌漑や帯水層への再注入にリユース水を用いることに伴う環境リスク、並びに帯水層再注入に対するヒト健康上の安全性を扱うに適切と考えられるか?
・最低品質要件案は、農業用灌漑と帯水層再注入にリユース水を用いることに伴う環境リスクに対し十分な保護を提供しているか?
・最低品質要件案は、帯水層再注入にリユース水を用いることに伴うヒト健康リスクに対し十分な保護を提供しているか?
・何らかのリスクを見落としていないか? もし見落としていれば、どのようにそのことを勘案するのか?
 2017年4~6月にSCHEER意見書を公表する予定である。
 当該修正済み要請全文は以下のURLから入手可能。
http://ec.europa.eu/health/scientific_committees/scheer/docs/scheer_q_005.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
URL http://ec.europa.eu/dgs/health_food-safety/dyna/press_room/whatsnew_en.cfm
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