食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04610510294
タイトル 世界保健機関(WHO)、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新(12月5日付け)
資料日付 2016年12月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は12月5日、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 サウジアラビア政府の担当部局(National IHR Focal Point for the Kingdom of Saudi Arabia)から11月12日から11月27日の間に、死亡者1人を含む9人のMERS-CoV追加感染確定症例の届出があった。
 9人の感染確定症例のうち、食品摂取由来の可能性があるのは、下記の4症例であった。
1.北部国境地域Arar city在住のサウジアラビア人34歳男性は、11月10日に発症、11月15日に入院した。併存症の無い患者は、11月17日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があった。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
2.リヤド地域 Az Zulfi city在住のサウジアラビア人29歳男性は、11月9日に発症、11月15日に入院した。併存症の無い患者は、11月17日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があった。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
3.リヤド地域 Aflaj city在住のサウジアラビア人45歳男性は、11月10日に発症、11月14日に入院した。併存症のある患者は、11月16日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があった。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
4.Tabuk地域 Tabuk city在住のサウジアラビア人51歳男性は、11月2日に発症、11月9日に入院した。併存症のある患者は、11月11日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があった。現在患者は重症でICUに収容されているが、人工呼吸器はつけていない。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
 2012年9月以降、世界中からWHOにMERS-CoV確定症例1
,841人の届出があり、少なくとも652人の関連死亡者が含まれている。
 WHOは、今のところヒトからヒトへの感染は主に医療現場で起きており、追加症例の届出によって総合的なリスク評価に変更は無いとしている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/5-december-2016-mers-saudi-arabia/en/
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