食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04610500294
タイトル 世界保健機関(WHO)、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新(11月28日付け)
資料日付 2016年11月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は11月28日、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 サウジアラビア政府の担当部局(National IHR Focal Point for the Kingdom of Saudi Arabia)から11月3日から11月10日の間に、6人のMERS-CoV追加感染確定症例の届出があった。以前報告されたMERS感染症例2人の死亡報告もあったが、食品摂取由来の可能性は無かった。
 6人の感染確定症例のうち、食品摂取由来の可能性があるのは、下記の2症例のみであった。
1.リヤド地域Alkharj city在住のサウジアラビア人53歳男性は、11月2日に発症、11月7日に入院した。併存症のある患者は、11月8日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があったと報告されている。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
2.Makkah地域 Bahrah city在住のサウジアラビア人52歳男性は、10月26日に発症、11月3日に入院した。併存症のある患者は、11月5日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があったと報告されている。現在患者は重症でICUに収容されているが、人工呼吸器はつけていない。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
 2012年9月以降、世界中からWHOにMERS-CoV確定症例1
,832人の届出があり、少なくとも651人の関連死亡者が含まれている。
 WHOは、今のところヒトからヒトへの感染は主に医療現場で起きており、追加症例の届出によって総合的なリスク評価に変更は無いとしている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/28-november-2016-mers-saudi-arabia/en/
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