食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04600410294
タイトル 世界保健機関(WHO)、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新
資料日付 2016年11月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は11月11日、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 サウジアラビア政府の担当部局(National IHR Focal Point for the Kingdom of Saudi Arabia)から10月15日~10月29日の間に、死亡者4人を含む13人のMERS-CoV追加感染確定症例の届出があった。
 13人の感染確定症例のうち、食品摂取由来の可能性があるのは、下記の3症例のみであった。
1.Al Ahssa地域Hofouf city在住の非サウジアラビア人46歳男性は、10月18日に発症、10月22日に入院した。併存症のある患者は、10月23日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生肉の摂取歴があったと報告されている。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
2.Qassim地域 Buridah city在住の非サウジアラビア人47歳男性は、10月10日に発症、10月15日に入院した。併存症のない患者は、10月17日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の2週間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があったと報告されている。現在患者は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
3.Al Ahssa地域Hofouf city在住のサウジアラビア人73歳男性は、10月10日に発症、10月13日に現在MERS集団感染の影響を受けている病院に入院した。併存症のある患者は、10月14日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼は発症前の14日間、ラクダとの接触及びその生乳の摂取歴があったと報告されている。患者は安定しており病棟の陰圧隔離室に収容されていたが、病状が悪化し、10月18日死亡した。農業省に通知され、調査が続行中である。
 彼が発端症例となり、同病院の集団感染に関連して3人が発症した。2人は安定しているが、1人は死亡した。
 更に、彼を救急車で運んだ運転手1人も発症したが、現在安定している。
 2012年9月以降、世界中からWHOにMERS-CoV確定症例1
,826人の届出があり、少なくとも649人の関連死亡者が含まれている。
 WHOは、今のところヒトからヒトへの感染は主に医療現場で起きており、追加症例の届出によって総合的なリスク評価に変更は無いとしている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/11-november-2016-mers-saudi-arabia/en/
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