食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04600380111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、葉ねぎ(グリーンオニオン)中の病原体及び大腸菌に関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2016年11月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は11月8日、葉ねぎ(グリーンオニオン)中の病原体及び大腸菌に関する調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 ・葉ねぎは北米における複数の集団食中毒の原因であると報告されている。葉ねぎは、通常は生で摂取されること、また収穫中及び収穫後の取扱いが多様であることから、生産のあらゆる段階で病原体が持ち込まれる可能性がある。加えて、葉ねぎの中空構造は、病原体が増殖するのに適した条件をもたらし、洗浄から保護している。国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)は葉ねぎに対し、生鮮青果物における微生物ハザードに関する懸念のあるグループとして2番目に高い優先順位付けを行っている。 これらの背景及びカナダ国民への普及度を考慮し、葉ねぎは強化サーベイランスの優先的な対象となる生鮮青果物の一つに選ばれてきた。 ・今回のターゲット調査(2012/2013~2013/2014年)の主な目的は、カナダで販売される葉ねぎ中のサルモネラ属菌、赤痢菌、腸管出血性大腸菌O157:H7/NM(非運動性)及び糞便汚染の指標としての大腸菌に関するベースラインデータを得ることであった。 国産及び輸入の葉ねぎ2 ,903検体が収集された(従来の栽培方法及び有機栽培)。 大半(99.7%)の検体が基準を満たしていた。8検体が基準を満たしていなかった(1検体でサルモネラ属菌陽性、7検体で大腸菌による汚染度が1 ,000MPN(最確数)/gを超えていた)。食品安全上の調査が行われた結果、1製品がリコールとなった。 この他、大腸菌による汚染度が高いものの辛うじて許容できるレベル(100~1 ,000MPN/g)の2検体に関して調査評価が行われた。更なる評価の結果、直ちにフォローアップ措置を取る必要はないと結論付けられた。これらの結果から、この調査期間中にサンプリングが行われた葉ねぎの大部分は、適正農業規範(GAP)及び適正製造規範(GMP)に沿って生産されていたと示唆される。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-11-10/bacterial-pathogens-and-generic-e-coli-in-green-on/eng/1478625596497/1478625633622 |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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