食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04600060111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、ベーキングパウダー、べーキングミックス、焼成品及びパン中のアルミニウムに関する調査結果を公表 |
資料日付 | 2016年11月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA) は11月8日、ベーキングパウダー、べーキングミックス、焼成品及びパン中のアルミニウムに関する調査結果(2013~2015年)を公表した。概要は以下のとおり。 1.このターゲットサーベイの目的は、①カナダで市販される国産及び輸入の焼成品、ベーキングミックス、ベーキングパウダー並びにパン中のアルミニウム濃度に関するベースラインのサーベイランスデータを得る、②実現可能な部分において、当該サーベイの対象となった食品中のアルミニウム分布及び濃度に関して、カナダ保健省(Health Canada)のトータルダイエットスタディ(TDS)及び科学文献とで比較を行う、であった。 現在カナダでは、この調査の対象となった食品中のアルミニウムに関する規制値は無いが、カナダ保健省が「認可食品添加物リスト」で、アルミニウム及びアルミニウムを含む食品添加物に関して使用条件を定めている。それらの食品添加物は、ベーキングパウダー、小麦粉及び全粒小麦粉に使用される場合がある。 2.今回の調査では、2013年5月~2015年3月にカナダの6都市の小売店から収集された、国産及び輸入のベーキングパウダー、ベーキングミックス、焼成品並びにパンの、合計940検体について検査が行われた。検体の内訳は、ベーキングミックス386検体、パン256検体、焼成品203検体及びベーキングパウダー95検体である。 小売店から収集した検体であることから、加工又は保存における温度や期間などの条件に関する情報は入手できなかった。製品の種類によって又は同一種類の中でアルミニウム濃度に差異が生じることの決定的な原因を示すことはできない。 3.検体の99%(934検体)からアルミニウムが検出された。それらの検体中のアルミニウム濃度は、0.190ppm~34 ,943ppmであった。調査対象となった全ての食品は、カナダ保健省の「認可食品添加物リスト」に基づいた一定のアルミニウム含有食品添加物を含有することが認可されている。 加えて、アルミニウムは環境中に天然に存在し、食品中に低濃度で存在することが予見される。 この調査で用いられた分析手法は総アルミニウム量の報告に用いられているが、アルミニウム源を決定するために用いるべきではない。 アルミニウムの分布及び濃度は、科学文献及びカナダ保健省によるTDSで報告されている内容と同程度であった。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-reports/2016-11-10/aluminum-in-baking-powders-baking-mixes-baked-good/eng/1478624024123/1478624064460 |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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