食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、化学物質の発達神経毒性に関する研究集会で非動物試験の手法を議論した旨を報道発表
資料日付 2016年10月21日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は10月21日、化学物質の発達神経毒性(developmental neurotoxicity: DNT)に関する研究集会(2016年10月18日と19日、ベルギーで開催)で、非動物試験の手法を議論した旨を報道発表した。概要は以下のとおり。
1. ベルギーのブリュッセルで開かれた「発達神経毒性:許認可目的のための非動物試験手法の利用」に関する研究集会には、15か国から59人の参加者が出席した。経済協力開発機構(OECD)とEFSAが共催したこの会合では、化学物質のDNTの可能性を試験及び評価するための代替手法に関連した有利な条件と課題に焦点が当てられた。
2. 規制機関の担当官、科学者、疫学研究者及び業界関係者らが、DNTについての(1) in vitro試験の開発の分野における最新の進展状況、(2)一連の試験の作成、について知見を共有した。DNT試験の現在のデータ要件は、潜在的に有害な化合物を特定するには不十分であり、適切な一連のin vitro試験が必要であるという意見で一致した。
3. この研究集会では、関連するデータの生成にすぐに利用できる、また、許認可の関連における優先順位付けのための最初のスクリーニング工程として利用できる、機序の関連性に関する一連のin vitro試験について合意された。
4. 状況依存的な(context-dependent)「試験及び評価に関する統合的アプローチ(Integrated Approaches to Testing and Assessment)」を用いた一連の試験から得たデータを解釈する手引きを作成するため、OECDにおいて更なる作業が必要になるという点でも意見が一致した。長期的には、全ての国々における許認可用途の調和のとれたアプローチを実現する観点から、in vitro試験のガイドラインを作成できることが期待される。
5. 重要なこととして、この一連のin vitro試験の将来の許認可用途を支援するデータを生成するための研究予算が必要になる。
6. 研究集会に関する詳細は、https://www.efsa.europa.eu/en/events/event/161018bから入手可能である。この研究集会に関する報告書は、今年の後半に出る予定である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/161021
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