食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04580230475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、動物用医薬品としてのコリスチンの使用に関する意見書を発表
資料日付 2016年10月25日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は10月25日、動物用医薬品としてのコリスチン使用に関する意見書を発表した。
 本意見書によって、動物用医薬品としてのコリスチン使用に関するリスク評価及び動物用医薬品の重要な抗生物質(AIC)リストへのコリスチンの登録に関するANSESの意見書2015-SA-0118の再検討を行った。本意見書では、動物用医薬品としてのコリスチンの使用に関するリスクの再評価及びAICリストへのコリスチンの登録の決定のために、科学及び規則に関する新たな要素、特にAICリストの物質を1種類又は複数含む動物用医薬品の処方と交付に関する2016年3月16日の法令No.2016-317が交付されたことを考慮した。
 ANSESは下記事項を推奨する。
・コリスチンをAICリストに登録しない。
・コリスチン使用の監視管理を強化し、3年以内にコリスチン使用量を半分に削減する目標を設定する。
・動物用医薬品としてのコリスチン使用の利益/リスク分析結果の変更を要するような全ての徴候を早期に発見するために耐性に関する詳しい追跡調査を実施する。
・動物用医薬品としてのコリスチン使用のリスクを再評価しコリスチンの分類を決定するために、科学の進歩と発見及び監視データの結果に応じて本意見書を再検討する。
・コリスチンの耐性機構及び耐性伝播の機構の理解に関する科学研究を継続する。
・コリスチンに対する病原菌の感受性の特定のための迅速で信頼性の高い診断テストを開発する。
・動物における治療及び/又はアウトブレイクの予防のための動物の集団への大量使用(metaphlaxis)のための抗生物質、とりわけコリスチンの代替治療法の探求を継続する。
・動物の臨床症状への治療期間を決定し、治療目的を達成するように治療期間を最低限にする。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/MV2016SA0160.pdf
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