食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04550390450
タイトル Eurosurveillance:「2014~2015年に中国の生鳥市場での空気検体からの鳥インフルエンザA型H5N6 , H7N9 , H9N2ウイルスの分離」
資料日付 2016年9月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 21
, Issue 35
, 01 September 2016) に掲載された論文「2014~2015年に中国の生鳥市場での空気検体からの鳥インフルエンザA型H5N6
, H7N9
, H9N2ウイルスの分離(Isolation of H5N6
, H7N9 and H9N2 avian influenza A viruses from air sampled at live poultry markets in China
, 2014 and 2015)、著者J Zhou(香港大学、中国)ら」の概要は以下のとおり。
 鳥インフルエンザウイルスのヒトと家きん類の接触場面での人獣共通感染が起きているが、伝播様式は未だ十分に調査されてはいない。ここでは、2014~2015年の間に中国の広州市及び香港特別行政区の生鳥市場での空気及び媒介物伝播の可能性を調査した。
 広州市の生鳥市場のサイクロン型生物エアロゾル検体採取装置で採取された空気中の1μm以上の粒子からウイルスゲノム及び感染性の鳥インフルエンザA型H5N6
, H7N9
, H9N2亜型ウイルスが大量に検出された。インフルエンザA(H9N2) ウイルスは調査期間の毎月、空気及び環境スワブ検体から遍在的に検出されており、またH9N2ウイルスの別の系統株が鶏及び陸生のマイナー家きん類が売られている市場から分離された。脱羽機の使用によってウイルス負荷粒子量が増加し、一方で市場が閉鎖されるとこのような粒子量は減少していた。
 結果からこのような施設において家きん間及び家きんからヒトへの鳥インフルエンザウイルスの空気感染の可能性が示された。このことは、市場には行ったが生きた鳥や家きん売店と直接接触していない数人のH7N9感染患者が報告されている疫学状況を説明できるかもしれない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=22570
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