食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04550030469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、食品加工の過程で新たに生成する化合物による食品の汚染に関する検査報告を発表
資料日付 2016年9月7日
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概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は9月7日、食品加工の過程で新たに生成する化合物による食品の汚染に関する検査報告を発表した。
 DGCCRFは毎年、加工の過程で生成し健康リスクの可能性のある化合物による大量に消費される食品の汚染について監視を実施している。検査を実施した食品全体のうち、一部の食品は指標値を超えたアクリルアミドを含有していることが明らかになったので、製造業者に是正措置を実施させた。またこれらの物質に関する最近の科学的調査結果を考慮し、欧州規則を強化する必要があると考えられる。
 検査の目的は、新たに生成する化合物による食品の汚染の監視を実施し、これらの化合物によるリスクについて関係者の認識を高め、汚染を減少させることである。
 アクリルアミドは166検体に含まれ、そのうち7検体はEC勧告2013/647/EUで定義された指標値を超えていた(フライドポテト1検体、チップス5検体、焙煎コーヒー1検体)。DGCCRFはレストラン業者及び中小企業に対してアクリルアミドによる汚染のリスクについて啓蒙した。
 多環芳香族炭化水素類(PAHs)132検体(油、植物脂肪、カカオ豆及びその加工品、子供用食品、サプリメント、コーヒー及び代用コーヒー、野菜及び穀類、バナナフライ)について検査を実施した。全ての検体は検査時に施行されていた規則及び2016年4月1日以降適用された新たな規定を満たしていた。
 一部の検体について、3-モノクロロプロパン-1
,2-ジオール(3-MCPD)エステル及びグリシドール脂肪酸エステル、並びにフラン及びそのメチル化化合物の含有量を測定した。欧州食品安全機関(EFSA)はこれらの化合物の摂取者のばく露によるリスク評価をするよう諮問を受けた。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/contamination-certaines-denrees-alimentaires-par-des-composes-neoformes
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