食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04510370104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、集団食中毒の検出及び解決のために国民ができることを提示
資料日付 2016年6月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は6月14日、集団食中毒の検出及び解決のために国民ができることを提示した。概要は以下のとおり。
 食中毒とは、サルモネラ属菌、大腸菌、及びリステリア等の有害な細菌に汚染された食品による胃腸感染症である。ほとんどの疾病は急激に起こり短期間で治り、多くは治療なくして回復する。高リスク者は合併症になることもある。
 一般に集団食中毒に関連する食品は、食肉、鶏肉、卵、乳製品、農作物及び加工食品である。動物やペットが運ぶ細菌によってヒトが病気になることもある。
 毎年米国人のおよそ6人に1人(4
,800万人)が食中毒になる。多くは散発の症例だが、集団感染の一部として起こることもある。多くの人が同時期、同地域で同じ疾病にかかる場合、その集団をクラスター(cluster)と呼ぶ。クラスター内の罹患者の調査から全員がどのように同疾病に罹患したかを説明できる共通の事柄が見つかった場合にクラスターは集団感染(outbreak)と呼ばれる。
 CDCは、集団食中毒の解決のために疫学的、トレースバック及び環境の情報を用いている。集団感染を調査することで、同様の集団感染を未然に防ぐことができる。
 国民は、集団食中毒を調査している人達や組織のネットワークを助ける大事な役割を果たすことができる。
1.食中毒になった時にできる3つのこと
1-1.地元の公衆衛生当局に報告する
 当局は、疾病報告を追跡して、同様の症状やばく露のあるクラスターを探し、集団感染の可能性を確かめる。
1-2.担当医等に話す
 検便又は血液検査の結果がCDCのデータベースに入力され、食中毒のサーベイランスに役立つ。
1-3.自身が摂食したもの及び行動を書き留める
 調査官から、摂取した食品、調理法、摂食した場所、及び動物との接触等を聞かれる時に役立つ。
2.食中毒でない時にできる3つのこと
2-1.食品のレシートの保管及びお買い物カード登録
 摂取した食品の詳細が分かる。
2-2.食品のラベルの保管
 集団感染調査があった時、食品の特定及び感染源が分かる。
2-3.疾病原因究明調査への参加
 集団感染調査があった時、症例対照研究として聞き取りがあれば協力してほしい。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/features/solvingoutbreaks/index.html
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