食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04510340314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、欧州委員会(EC)による内分泌かく乱物質の特定に関する科学的判断基準を歓迎する旨を公表
資料日付 2016年6月17日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は6月17日、欧州委員会(EC)による内分泌かく乱物質の特定に関する科学的判断基準を歓迎する旨を公表した。概要は以下のとおり。
 ECは、植物保護製剤及び殺生物剤の有効成分中の内分泌かく乱物質を特定するための、統一された科学的判断基準に関する素案を公表した。定義されたこれらの判断基準は、内分泌かく乱物質に関する規制を一つにまとめる基となり、質の高い消費者保護を担保する。
 この素案は、BfR主催で今年の4月に開催された国際会議で策定された、内分泌かく乱物質のハザードの特定に関する複数の提言を考慮している。提言は、内分泌かく乱物質の特定においては、世界保健機関(WHO)による定義を基に包括的な科学的考察が行われるべきであり、また、知見は科学的根拠の重み付け(weight-of-evidence)手法に基づくべきであるという内容である。
 BfRは、「一つの物質に対して一つの評価」という原則を適用すべきと、長年にわたり提唱してきた。また、BfRは、植物保護製剤及び殺生物剤に関してECが提案している評価基準は、体内のホルモン系に対して有害な影響を有する全ての天然及び人工の物質に適用されるべきと考える。
 BfRは、化学物質に関して透明性のある安全な特定を可能にするためには、統一されたガイドラインの策定を推奨する。内分泌かく乱物質の特定は、高い保護レベルを担保するために科学的根拠の重み付け手法に基づくべきである。この手法は、質、信頼性、再現性及び科学的エビデンスの確証を考慮している。
 BfRは、ECが科学的判断基準に加え、調査研究、国際協力及び検査手法策定を支援するための一連の措置及び資金計画も挙げていることを歓迎する。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/bfr-begruesst-wissenschaftliche-kriterien-der-eu-kommission-fuer-die-identifizierung-endokriner-disruptoren.pdf
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