食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04500850323 |
タイトル | 米国保健福祉省(DHHS)、米国食品医薬品庁(FDA)が効率的かつ効果的な食品リコールの開始プロセスを持っていない旨初期警告(Early Alert) |
資料日付 | 2016年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国保健福祉省(DHHS)は6月8日、米国食品医薬品庁(FDA)が効率的かつ効果的な食品リコールの開始プロセスを持っていない旨初期警告(Early Alert)した。概要は以下のとおり。 FDAのリコールの開始プロセスに関する続行中の監査で、FDAが国家の食糧サプライの安全性を確保する一助となる効率的かつ効果的な食品リコールの開始プロセスを持っていないと判明した。特にFDAは、企業又は責任団体による食品の迅速な自主回収の開始を保証する政策及び手順を持っていなかった。その結果、FDAがサプライチェーンに有害食品のある可能性に気付いてから数週間も、消費者は疾病及び死のリスクにさらされた。 DHHSはFDAに対し、リコール担当者に以下のタイムフレームを設定するよう指導するために政策及び手順を改訂することを提案している。(1)FDAが企業に、製品を自主回収するよう要請するタイムフレーム(2)企業が自主回収を開始するタイムフレーム DHHSはFDA宛覚書の中で、以下の例を挙げている。 (1)リコールまでに165日間要したために、ナッツバターによるサルモネラ属菌感染が14人あった。 (2)リコールまでに81日間要したために、チーズ製品によるリステリア・モノサイトゲネス感染が乳児の死亡1人を含め9人あった。 この覚書は、以下のURLから入手可能。 http://oig.hhs.gov/oas/reports/region1/11501500.pdf DHHSの警告に対し、FDAは6月9日、 DHHSの懸念に関して既に対処している旨、ステートメントを公表した。FDAのリーダー達による即応チームの設立、及びプロセスを更に迅速にする新技術の導入である。 ステートメントは、以下のURLから入手可能。 http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm505926.htm |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国健康福祉省(DHHS) |
情報源(報道) | 米国保健福祉省(DHHS) |
URL | http://oig.hhs.gov/oas/reports/region1/11501500.asp |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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