食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04500740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する酸化鉄(黒色、赤色及び黄色)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年6月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月6日、全動物種に使用する酸化鉄(黒色、赤色及び黄色)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2016年4月21日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 酸化鉄(黒色、赤色及び黄色)は、500~1
,200mg/kgの推奨濃度で、飼料の着色及び色調の回復を意図している。対象動物種の耐用性に関するデータは提出されなかった。酸化鉄(黒色、赤色及び黄色)は、対象動物種の糞便中に実質的に無変化で排泄される。これら非水溶性の酸化鉄類からの鉄吸収は少ない。しかし、入手可能な生物学び毒性学データベース、特に遺伝毒性に関する十分なデータが無かったことから、これらの酸化鉄の対象動物種に対する安全性に関する結論は得られなかった。
 酸化鉄類の動物の栄養への使用による消費者への直接ばく露は考えにくい。また、酸化鉄類を給餌された動物に由来する可食組織及び製品の鉄量には影響しないと考えられる。従って、食料生産動物用飼料に酸化鉄類を添加することは、消費者に対するリスクとはならないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4482.pdf
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