食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04470940373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「カタルーニャ州住民におけるヨウ素及びそのばく露への乳の寄与に関するトータルダイエットスタディ 2015年」を公表
資料日付 2016年4月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は4月28日、報告書「カタルーニャ州住民におけるヨウ素及びそのばく露への乳の寄与に関するトータルダイエットスタディ2015年」を公表した。概要は以下のとおり。
(1) 牛乳60検体のヨウ素含有量は平均146±34μg/kg、範囲は45~204μg/kgで、乳のタイプ(全乳、半脱脂乳、脱脂乳)によるヨウ素含有量の有意差はなかった。
 ヨウ素含有量が最も高い食品は乳製品(468μg/kg)及び卵(461μg/kg)、次いで魚介類(374μg/kg)であった。
(2) カタルーニャ州住民の乳を介したヨウ素の平均摂取量は、29.5μg/日(カタルーニャ州の喫食調査(ENCAT)の喫食データによる)と推定された。小児(4~9歳)の人口集団は乳の喫食によるヨウ素摂取量が最も高く、平均54.4μg/日であった(欧州食品安全機関(EFSA)が設定した目安量(AI)の60%)。
(3) 乳及び乳製品はいかなる人口集団の食事においても、最もヨウ素に寄与する食品である(平均して31.2%。魚介類は12.3%、卵は11.7%、乳製品は13.1%(ENCAT))
(4) カタルーニャ州の成人における喫食を介したヨウ素摂取量(成人男性(20~65歳)100.7μg/日、成人女性(20~65歳)94.7μg/日)は成人のAI 150μg/日(世界保健機関(WHO)-国際連合児童基金(UNICEF)-ヨード欠乏症国際対策機構(ICCIDD)(2007年)、EFSA(2014年))を下回り、最小必要量70μg/日(SCF(1993年))を上回る。このことから、推定された摂取量はカタルーニャ州住民の健康に対していかなるリスクも呈さない。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3736/acsa_yodo_2015_revisi_2.pdf
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