食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04470550375
タイトル 英国国立CJDサーベイランス研究所(NCJDSU)、英国のvCJD患者数を更新、新たに1人発生
資料日付 2016年4月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国国立CJDサーベイランス研究所(NCJDSU)は4月26日、英国のvCJD患者数を更新し、新たに1人発生したことを公表した。
(1) 英国におけるvCJD患者発生状況(2016年4月26日現在)
 2014年以降初となる1人の患者(死亡)が発生した。前回の公表時(4月4日)では2016年の患者数は0人であった。
 当時点で、vCJD確定死亡患者数は123人となった。vCJDほぼ確実死亡患者数は2013年10月7日集計時点での55人から変更なく、vCJD確定もしくはほぼ確実死亡患者の合計は178人となった。vCJD確定もしくはほぼ確実の生存患者数は0人である。
1. 死亡者数
1) vCJD確定患者数 (確定された数): 123人
2) vCJDほぼ確実患者数 (神経病理学的確認がなされていない数): 55人
3) vCJD確定もしくはほぼ確実死亡患者数の合計: 178人
2. 生存者数
 vCJD確定またはほぼ確実患者数:0人
3. 患者数
 vCJD確定またはほぼ確実患者数 (死亡者及び生存者の合計): 178人
(2) 世界のvCJD患者発生状況(2016年4月26日現在)
        一次感染者数     輸血による二次感染者数    1980~1996年に6か月以上
         (生存者数)       (生存者数)            居住歴のある人数
英国        175(0)         3(0)                 178※3
フランス      27(0) -                     1
アイルランド     4(0)          -                     2
イタリア       2(0)          -                     0 
米国         4(0)※1        -                     2
カナダ     2(0)          -                     1 
サウジアラビア   1(0)          -                     0 
日本        1(0)※2         -                     0
オランダ      3(0)          -                     0
ポルトガル   2(0)          -                     0
スペイン    5(0)          -                     0
台湾      1(0)          -                     1
※1 3人目の症例はサウジアラビアで生まれ育ち、2005年末から米国に居住していた。米国の報告によれば、サウジアラビアでの幼児期に感染した可能性が高い。4人目の症例には英国を含む欧州及びサウジアラビアへの渡航を裏付けるものがない。米国外で出生し、クウェート、ロシア及びレバノンでの居住歴があり、米国に移動する以前に感染したとみられる。
※2 1980~1996年のうちの24日間英国に居住歴があった。
※3 英国の178人目の症例はプリオンたん白質(PRNP)遺伝子コドン129がヘテロ接合体であった。
 世界のvCJD患者発生状況は以下のURLから入手可能。
http://www.cjd.ed.ac.uk/documents/worldfigs.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国国立CJDサーベイランス研究所(NCJDSU)
情報源(報道) 英国国立CJDサーベイランス研究所(NCJDSU)
URL http://www.cjd.ed.ac.uk/documents/figs.pdf
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