食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04460790149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ケイ素の原料としてサプリメントに使用する新食品の成分としての有機ケイ素(モノメチルシラントリオール、MMST)の安全性とこの原料からのオルトケイ酸の生物学的利用能に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年4月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月5日、ケイ素の原料としてサプリメントに使用する新食品の成分としての有機ケイ素(モノメチルシラントリオール、MMST)の安全性とこの原料からのオルトケイ酸の生物学的利用能に関する科学的意見書(2016年3月9日採択、23ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 MMSTは濃度4.1mMの水溶液として使用することが提案された。これは115mg Si/Lに相当する。この使用条件で一日当たり60~90mLのMMST水溶液を摂取すると、およそ一日当たりのケイ素摂取量は7~10mg Siと予測される。in vitroとin vivoの試験データは、MMSTの遺伝毒性の影響はないと示している。ラットによる90日間の毒性試験から無毒性量(NOAEL)は、MMST濃度20.5mMに設定された。これは一日当たり232mg/体重のMMSTに相当し、試験した最大の用量で技術的に達成できるものである。EFSAの「食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル」(ANSパネル)は、このデータが新食品原料としての安全性の評価には十分であると判断し、慢性毒性、発がん性、生殖毒性、発達毒性の追加試験を求めなかった。よってパネルは、提案されたサプリメント中のケイ素の原料としての使用とMMSTの使用レベルは安全性の問題がないと結論する。MMSTから通常食品中に存在するオルトケイ酸への転換は、直接的には測定できなかった。よってパネルは間接的な実証に基づいてオルトケイ酸はMMSTから放出されこの原料からケイ素の生体利用ができるとする。ANSパネルはその権限がないので、ケイ素の消費量の観点からMMSTの安全性は断定しない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4436.pdf
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