食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04460780507
タイトル スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)、サプリメントに使用する特定の物質の使用条件に関するAECOSAN科学委員会の報告書(4)を公表
資料日付 2016年4月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)は4月4日、サプリメントに使用する特定の物質の使用条件に関するAECOSAN科学委員会の報告書(4)を公表した。概要は以下のとおり。
1. サプリメント(food supplement)は通常の食事を補うことを目的とし、濃縮された栄養素(ビタミン及びミネラル)、栄養学又は生理学的効果を持つその他の物質で構成された単体又は複合の食品である。サプリメントは調合された状態で流通し、包装された状態でのみ最終消費者に供給される。いかなる場合でも適切な医師の指導なしに医薬品の使用と置き換えてはならない。食事を補うためのみに使用すべきであり、概して、多様かつバランスのとれた食事を取っていればサプリメントの使用は必要ではなく、これらの食事と置き換えが出来るものではない。
2. スペインにおいてサプリメントは、欧州連合(EU)加盟国のサプリメントに対する規制に関するEU指令2002/46/ECを国内法化する政令1487/2009によって規制されている。しかしながら、現在のところ規制されているのはビタミン類及びミネラル類の使用のみであることから、AECOSAN科学委員会はサプリメントに使用するビタミン類、ミネラル類以外の特定の物質を認可する提案を評価するよう要請された。
3. AECOSANによって提案された物質は、L-アスパラギン酸、L-シトルリン、グリシン、 L-プロリン、L-セリン、L-アルギニン-L-アスパルテート、L-リジン-L-アスパルテート、L-リジン-L-グルタミン酸塩、N-アセチル-L-システイン、N-アセチル-L-メチオニン、3-ヒドロキシイソ吉草酸(hydroxymethylbutyrate)、リポ酸、ベニコウジカビ、活性炭及びラクツロースである。
4. AECOSAN科学委員会は各提案を評価し、各物質の特性及び由来物質並びに栄養、代謝及び安全性の分析を行い、AECOSANによって提出された各提案は、サプリメントとしての使用において安全性の観点から容認できると結論付けた。いずれの場合においても、当該物質の生物学的有効性及び評価された用量の保証を意図する評価ではない。
 AECOSAN科学委員会は、いずれの場合も、投薬治療を受けている者は相互作用の可能性があることからサプリメントの摂取の適切性について医師に相談すべきであるとする。
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
情報源(報道) スペイン消費食品安全栄養庁(AECOSAN)
URL http://www.aecosan.msssi.gob.es/AECOSAN/docs/documentos/seguridad_alimentaria/evaluacion_riesgos/informes_comite/COMPLEMENTOS_ALIMENTICIOS_4.pdf
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