食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04440280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は、食品接触材料中で使用する酢酸α-トコフェロールの安全性評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年3月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月2日、食品接触材料中で使用する酢酸α-トコフェロールの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、どんな期間及び温度条件で、あらゆる種類の食品と接触することを意図して、ポリオレフィン中で抗酸化剤として使用する酢酸α-トコフェロールの安全性評価を取り上げた。
 酢酸エステルは、プラスチック中において、湿気により加水分解することが意図され、プラスチック中の有効な抗酸化剤は、遊離したα-トコフェロールである。
 プラスチック中での最大使用レベルである650mg/kgプラスチックからの総移行量の仮定に基づき、当該物質の最悪の場合の(worst-case)移行量は56mg/kg食品と算出された。当該物質は、委員会規則(EU)No10/2011で制限なく認可された化学物質である、α-トコフェロール及び酢酸に、容易に加水分解される。
 dl-α-トコフェロール及び酢酸は、規則(EC)No1333/2008で認可された食品添加物であり、2015年にEFSAが食品添加物として毒性学的データを評価したトコフェロール類で利用可能である。
 従って、CEFパネルは、ポリオレフィン中での当該物質の使用は安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4412
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