食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04430900373
タイトル スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「食品中の微量元素 カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ」で亜鉛の状況を公表
資料日付 2016年2月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は2月19日、報告書「食品中の微量元素 カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ」で亜鉛の状況を公表した。当該報告書の概要は以下のとおり。
第6章 亜鉛
(1) 本調査では、全ての食品において検出された値が食品成分データベース(スペインBEDCA、フランスINCA、カナダCNI、米国National Nutrient Database for Standard Reference
, Release 22)に登録されている亜鉛のデータと比べて高く、卵(36.38μg/g生鮮重量)、乳(7.16μg/g生鮮重量)、果実(4.63μg/g生鮮重量)及び油脂(3.16μg/g生鮮重量)は3~4倍と著しく高かった。
(2) 成人男性の喫食を介した推定摂取量は15.34mg/日で、最も寄与する食品は肉及び肉製品(5.29㎎/日)、パン及び穀類(3.48㎎/日)であった。
(3) 推定摂取量が最も高い人口集団は青年期男性(10~19歳、16.15mg/日)、次いで成人男性(20~65歳、15.34mg/日)、小児(4~9歳、15.07mg/日)であった。
(4) 各人口集団について推定摂取量を食品科学委員会(SCF)が定めた耐容上限摂取量(UL、成人25mg/日)と比較すると、小児の人口集団はUL(4~6歳 10mg/日、7~10歳 13mg/日)を僅かに上回っていた。この集団の推定摂取量は無毒性量(NOAEL)より低い。食事に銅が豊富であれば、この亜鉛の過剰は健康に関する問題を引き起こさないと考えられる。
 国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)は暫定最大耐容 一日摂取量(PMTDI)0.3~1.0 mg/kg 体重/日を定めた。小児の人口集団の推定摂取量(0.63 mg/kg 体重/日)はこの範囲にあることから、リスクは低い状況にある。
 当該報告書(スペイン語、40ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3736/tra_castella_2015.pdf
地域 欧州
国・地方 スペイン
情報源(公的機関) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
情報源(報道) スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)
URL http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3736/doc36962.html
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。